阪急神戸線のダイヤ

2016年3月改正

 2016年3月19日に阪急神戸線および関連する線区でダイヤ変更が行われた。

 基本的に従来のダイヤパターンを踏襲しているが,朝ラッシュ時の10両編成列車の削減および関係する列車の運用の見直し等の変更が行われている。 おもな変更内容は次のとおり。

2020年3月改正

 2020年3月14日の阪神・山陽・近鉄のダイヤ改正に合わせて,阪急神戸線においても一部列車の一部駅で発着時刻に1分前後の変更が生じている。

朝ラッシュ時(上り)

 朝ラッシュ時の上り(梅田方面行)は, 特急準急,神戸三宮発普通通勤特急通勤急行,西宮北口発普通の 各1本が約15分ピッチで運転されているのが代表的なパターンである。

 珍しい列車として,西宮北口駅の梅田寄り車庫付近に設置されている側線から駅に寄らずに回送で出発し, 武庫之荘発梅田行として営業運転する普通が1本のみ運転されている。

 特急3本が神戸三宮で2両増結されて10両編成となる。 神戸三宮折返しの通勤特急は全区間10両編成。 そのほかは8両編成である。

 準急は宝塚発〜今津線経由〜梅田行の直通で,今津線内は各駅に停車するが,西宮北口では急曲線の連絡線を通るため乗降扱いはされない。

ダイヤパターン(朝ラッシュ時上り約15分ピッチあたり本数)
梅田西宮北口神戸三宮 高速神戸新開地
特急 1本
通勤特急1本
通勤急行1本0〜1本
準急 1本←宝塚発今津線経由・西宮北口通過
普通 2本1本0〜1本0〜1本
山陽 0本

朝ラッシュ時ダイヤパターン

昼間時

 データイムは上下とも,特急普通がそれぞれ10分ピッチで運転され, 西宮北口で相互接続するシンプルなダイヤである。全列車8両編成である。

ダイヤパターン(昼間上下30分あたり片道本数)
梅田西宮北口神戸三宮 高速神戸新開地
特急3本
普通3本
山陽1本

昼間ダイヤパターン

夕ラッシュ時(下り)

 夕方ラッシュ時間帯は, 特急通勤急行と西宮北口折返し普通がそれぞれ10分ピッチで運転され, 西宮北口で接続する。全列車8両編成である。

ダイヤパターン(夕方下り30分あたり本数)
梅田西宮北口神戸三宮 高速神戸新開地
特急3本
通勤急行3本
普通3本
山陽0〜1本

夕ラッシュ時ダイヤパターン

 なお,17時台神戸三宮発山陽普通は,2020年3月改正で東須磨発に変更されている。

2016年3月の変更で消滅したもの

消滅した10両編成の通勤急行
10両編成通勤急行

神戸線で消滅した後部2両途中駅解放列車
後部2両途中駅解放列車

神戸線で見られなくなった途中駅解放表示入り行先表示幕
途中駅解放表示入り行先表示幕

消滅した通勤特急への神戸三宮での増結
通勤特急への増結車2連


2016/07/16 記・2020/08/09 追記
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